無痛分娩、興味はあるけど周りに経験者がいなくて聞けない…
実際どんな痛みだったのか知りたい…
私も初めての出産、周りに無痛分娩経験者がいなくて困っていました(;_;)
今回はそんな同じ環境にいる人に向けて、私が出産前に知りたかったことを書いてます。
変顔だけ絵文字で誤魔化しているのでご了承下さい 笑

無痛分娩は無痛じゃない!無痛分娩の種類

無痛分娩って痛くないんでしょ?って当初の私は思ってました。
しかし、無痛分娩は無痛じゃないんです!
むしろ、多少痛みをあえて残します。痛みを少し残すことで、母体がいきむタイミングをつかみやすくするのです。
え。じゃぁどれぐらい痛いの?って思いますよね、私は自然分娩の経験がないので例えられないのですが、助産師さんがよく言っていたのは…
『自然分娩の痛みを10だとすると、無痛分娩は3ね。』
だそうです。
今になって言えるのですが、無痛分娩を経験していたからこそ
10の痛みが恐ろしい…私は今後も無痛分娩にすると思います( ̄∇ ̄;)
無痛分娩する上で必ず選択するのが、計画無痛分娩か自然無痛分娩のいずれかになります。
- 計画無痛分娩とは
前もって出産日を決めて病院に入院。そして、陣痛の誘発をするための点滴を入れて出産を促します。 - 自然無痛分娩とは
陣痛が自然にくるのを待ち、陣痛が始まった後に病院へ向かいます。しかし、病院によっては麻酔科の先生が限られているので行ってないところもあります。
私の場合は、計画無痛分娩でした。
理由は、切迫早産で入院していた私は、退院後も常に50%の確率で毎日生まれる可能性があると言われていたので、計画無痛分娩にしました。
しかし本当の理由は
毎日、生まれるかも。という心配するストレスが嫌だっただけです 笑
でも、その判断が後になって功を奏するとは。
では、さっそく本題へ!

無痛分娩ブログ【体験談】

=計画無痛分娩 前日=
緊張して、朝まで寝れなかったです( ̄∇ ̄;)
=計画無痛分娩 決戦当日=
朝10:00クリニックに到着。
着いてすぐ荷物は個室に置き、最後の検診。検温・血圧検査・尿検査・エコー検査…
(引用元:いらすとや)
その後、休むこともなく子宮口を開くバルーンを入れます。バルーンを入れることで内側から子宮口を開きます。
↓イメージはこんな感じ。バルーン入れた後はブランブランずっと下げるようなイメージ。そして、自然に子宮口が開くのを待ちます。
バルーンを入れる際の痛みは全くありませんでした。しかし個人差があるみたいです。私の場合は、バルーンを入れる前から子宮頸管も短く、子宮口が少し開いていたので痛みがなかったのかもしれません。
そしてそのまま分娩室近くのベッドへ。すぐさま促進剤点滴のセッティング。促進剤とは、陣痛を促すものです。通常はバルーンを入れた後、時間をおいて翌日に促進剤を入れたりしますが子宮口が開き始めている私は翌日と待たずすぐでした。
(内心↓
えー!もう始まるの!?心の準備がヽ(;▽;)ノ)
そこから、ベッドの上でリラックス。
破水を待っている間に寝落ち。
=病院到着して約5時間後 破水 14:45=
つけていたナプキンがまな温かいことに気づきトイレへ
これが破水?!!!と思うほど感覚のない尿漏れな感じです。
すぐにナースを呼んで、見てもらい
破水してますね。と一言。
そこからベッドでまた横になり、陣痛待ち。
=破水して15分後 15:00=
待つ必要もなく、陣痛が…
うがーっと痛くなるも、引くとピタッとなくなり、またうがーっと痛みが。
最初から10分以下の間隔。
初めてのことだったので、この間隔が早いと後に知りました。
家で破水してたら
階段降りての移動とかを考えるとほんと恐ろしかったです( ̄∇ ̄;
計画無痛分娩で良かったと心の底から思いました。
ベッドから分娩代へ移動し、麻酔をお願いします。
ここのクリニックは痛みに耐えられなくなったら、先生に麻酔をお願いする制度です。
病院・クリニックの場所によって、最初からすぐに麻酔を入れるところや、子宮口の開き具合によってギリギリまで我慢させるところなど、病院のスタイル様々ですので、検討している病院・クリニックに確認することをおすすめします!
助産師さんに呼ばれた先生がさっそく来て麻酔の準備。
背中の脊髄に針をプスっと刺して流すイメージ↓
(引用元:和歌山県立医科大学)
脊髄に針が刺されるのは痛くないの?って心配される方いますが、全然痛くないです。それよりも陣痛の方がはるかに痛くて感じません 笑
麻酔を入れた後は、スーっと身体に冷たい水が通るように感じで、少しずつ痛みが引いてきました。
麻酔の副作用もあり眠気が…。少し寝てしまいました。
一応、数値上では陣痛がきている状態です。笑
旦那が撮った寝ている様子↓
ウトウトして起きた頃には陣痛1分間隔。(数値上では)
痛みがあまり感じられず、助産師さんに「あんた、麻酔効きやすい体質かもしれないね。」と言われました。
そこから子宮口が開くのを待ち、9センチ子宮口が開いてきたタイミングで先生が来ました。ちなみに子宮口は10cmが完全オープンです。赤ちゃんの頭が10cm以上の場合は帝王切開になります。
そして、いきむ!いきむ!いきむ!
う○こを出すイメージでいきむ!
と言っても痛みの感覚があまりなかったので、
なにか感じるタイミングと助産師さんが今ー!
と叫んだタイミングで見様見真似でいきむ!!!
そこで別の助産師さんがスケットに入り、とんでもない力でお腹を押されます。押される勢いは少し痛いけど、早く赤ちゃんを出したかったので逆に早く押して欲しかったです( ̄∇ ̄)
↓とりあえず踏ん張っている様子だけでもと頑張っている
(引用元:いらすとや)
先生が吸引分娩の器具(トイレのポフポフみたいなやつ)を取り出し、
いきむとお腹を押されると同時に吸引でスポッ。
なんか出た!!!初めての赤ちゃん誕生でした。
=陣痛から5時間後 20:00出産=
立ち合いしていた旦那や外にいた家族がわさわさ。
出産あるあるみたいですが、周りはわさわさしてるけど母体は割と冷静です。
そこから、開いた場所を縫って終わり。
もちろん、麻酔が入ってるので縫っている間も痛くないです。
そこから分娩台で1時間休憩。
思いの外、出血が多かったため、少し休んでいました。
自分の個室に移動しようとしましたが
激しい立ちくらみと耳鳴りで移動ができず
そのまま近くのベッドで朝まで休みました。
お腹にいた子が目の前にいるという実感が沸かず、少しだけ赤ちゃんと並んで変な感覚でした。イメージとしては、いきなり表れた感じです笑
その時の様子↓
何はともあれ、無事、出産終えて良かったーと一安心。
翌日、縫った股下は我慢できるくらいの痛みでした。座る行為は多少困難でしたが、座ったり歩いたりはできました。
よく出産後は、身体の身動きが大変と聞きますが、無痛分娩の場合は回復が早いのも特徴です。
無痛分娩ブログまとめ

いかがだったでしょうか。
私の体験が少しでも出産イメージができればと思います。
- 自然分娩の痛みを10だとすると、無痛分娩は3。(助産師さん曰く)
※個人差・病院によって異なります。 - 無痛分娩には計画無痛と自然無痛がある。
- 子宮口を開くバルーンは痛みがある人とない人がいる。
- 無痛のための麻酔は、病院によって入れるタイミングが違う。そのため、多少痛みをたえないといけない場合もある。
- 麻酔は効きやすい体質とそうじゃない体質の人がいる。
- 産後、母体の回復が早い。
しかし大前提として、私は麻酔が効きやすい体質だったというのもあるので、本来はもう少し痛みがあります。
自然分娩も無痛分娩もどんな痛さであれ、ママと赤ちゃんは頑張ってることには変わりないと思ってます( ´ ▽ ` )
あなたの今後の出産に向けての参考になったら嬉しいです。
長文読んで頂き、本当にありがとうございました!

